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新型「Fire HD 10」を他社10インチタブレットと徹底的に比較してみた

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 Amazonプライム会員の特典として、新しくAmazonプライムリーディングというサービスが始まりました。

Amazonプライムリーディングとは、Amazonプライム会員であれば誰でも追加料金なしで対象の電子書籍やマンガを読むことが出来るサービスです。このサービスがきっかけでKindle端末が欲しくなってきた方も多いのではないでしょうか?

そしてそのKindle端末では、つい先日「Fire HD 10」の新モデルが発売され、各所で話題になっています。

 

しかし、Kindleの電子書籍を読むことができるのは、なにもKindle端末に限った話ではありません。Kindleアプリさえ入れてしまえば、AndroidタブレットやWindowsタブレットだって電子書籍を読むことができるのです。

そこで、今回は新モデルの「Fire HD 10」と、同サイズのいろいろなタブレットとのスペックの違いについて、詳しく比較していきたいと思います。

 

「Fire HD 10」は高スペック低価格

まずは2017年10月11日に発売した、新モデルの「Fire HD 10」について詳しく見ていきましょう。

「Fire HD 10」は、Kindleタブレットの最上位モデルで、10.1インチIPS液晶1920×1200(224ppi)を搭載。CPUは1.8GHz×2と1.4GHz×2の合計4コア。メモリが2GB。ストレージは32GBと64GBの2つのモデルがあります。

大画面かつ高画質なディスプレイを備え、CPUのスペックも申し分ありません。動画配信サービスの視聴や電子書籍を読む上では、不自由を感じることはまずないでしょう。自宅使いのタブレットとして、充分な性能を備えているといえます。

価格は32GBモデルが1万8980円64GBモデルが2万2980円となっており、プライム会員はクーポンの利用でそれぞれ4000円引きで購入出来るため、購入前にはAmazonプライムへの入会をおすすめします。

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Fire HD 10 タブレット (Newモデル) 32GB、ブラック

Fire HD 10 タブレット (Newモデル) 32GB、ブラック

 

新モデル「Fire HD 10」と旧モデルとの比較

そんな「Fire HD 10」ですが、旧モデルと一体どこが変わったのか。

ひと目でわかる表を作成しましたので、まずはこちらを御覧ください。

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目立った変更点を簡単にまとめてみましょう。

まず、新型の「Fire HD 10」はディスプレイの解像度が上がって、より綺麗な映像を楽しめるようになりました。

CPUやメモリなどのスペックも向上して、よりサクサクと快適に動かせる(公称値で30%の向上)ようになっていますし、バッテリー駆動時間も2時間伸びています。

その反面、カメラの画質が下がり、本体の厚みは増して、本体重量も68gほど重くなっています。コスト削減の為に重要性が低いところから削った感じですね。

価格は旧型と比較して最大14000円も安くなっていますので、よりお手軽に買えるようになりました。

FireOSとAndroidOSは違う

Fireタブレットを買うにあたり、注意しておきたいのはOSの違いです。

「Fire HD 10」に限りませんが、Fireタブレットにはすべて「FireOS」というOSが搭載されています。これはAndroidOSをベースとした独自OSで、基本的な使用感はAndoroidタブレットとよく似ています。

しかし、FireOSとAndroidOSでは決定的に違う点が2つあります。

それは

  • Google Playのアプリをインストール出来ないこと。
  • AndoroidOSよりもカスタマイズ性が低いこと。 

FireOSは素のAndroidOSにAmazonが独自のカスタマイズを加えているため、Google Playのアプリを使用することは出来ません。Amazon Andoroidアプリストアはまだまだアプリ数が少なく、GoogleMapなどのGoogle公式アプリを使えないという欠点があります。(GooglePlayストアを無理矢理インストールした場合は除く)

また、アプリ数が少ないことに加えて設定項目も多少制限されているため、Androidよりもカスタマイズ出来る箇所が少ないです。

Kindle端末を買うにあたっては、この2点を理解しておくことが重要となります。

それでも、モンストや白猫など、Andoroidアプリストアのゲームも少しずつ増えていますので、購入前に一度、ストアを確認しておくといいでしょう。

Amazon Androidアプリストアはこちら

 

Ipadと比較

vs Apple iPad Pro 10.5インチ

まずは2017年6月に発売された「ipad pro」の新モデルとの比較です。

Apple製品は熱烈なApple信者に支持され続け、いまだ高い人気を誇っていますね。

私はApple信者ではないですが、新製品が出るとついついチェックしてしまいます。見るだけならタダなのです・・・

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iPad proと比較した結果、Fire HD 10が上回っているところといえばmicroSDを搭載できることと、価格が安いことくらいでした。しかし、その価格差があまりにも大きい。

iPad proの最小構成ですら69,800円ですから、Fire HD 10なら3台以上買えてしまいます。スペックだけでみれば、その差額を払うだけの価値はないでしょう。

Apple製品であることや、iOSであることに価値を見出せる人であれば、iPad Proを選ぶべきだと思いますが、そうでないならFire HD 10の方をおすすめします。

 

Apple iPad Pro 10.5インチ Wi-Fi 256GB MPF02J/A [シルバー]

Apple iPad Pro 10.5インチ Wi-Fi 256GB MPF02J/A [シルバー]

 

 

Androidタブレットと比較

vs ASUS ZenPad 3S 10

タブレットといえばASUS、ASUSといえばNexus7…ではなく、今回は「ZenPad 3S 10」との比較です。

ASUSのタブレットは昔から高スペックながらも低価格で、コスパ抜群のタブレットとして話題を集めていました。このZenPad 3S 10も例に漏れず、コスパの良いタブレットとして仕上がっています。

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ZenPad 3S 10は、全体的にFire HD 10よりもスペックが高く、特にオーディオ方面には力を入れている印象です。 タブレット単体でも高音質サウンドを楽しむことができるデュアルスピーカーの他にも、イヤホンやヘッドホンの使用時には立体的な7.1chバーチャルサラウンドを楽しむことができるDTS Headphone:Xを搭載しています。 価格はFire HD 10よりも2万円以上高くなってしまいますが、より高性能、高品質なタブレットを望むなら、こちらの「ZenPad 3S 10」をおすすめします。 SIMフリータブレットとしても、自宅使用のタブレットとしても、高い満足度を得られることは間違いありません。

 

vs Huawei MediaPad M3 Lite 10

2017年6月に販売され、販売当時から低価格ながらオクタコア(8コア)を搭載したタブレットとしてインパクトが高かったのが、こちらの「Huawei MediaPad M3 Lite 10」です。

「CPUに力を入れた分、他にしわ寄せがいってるのでは?」と疑ったりもしましたが、これといってそういった部分もなく、スペックに関しては文句のつけどころがない逸品です。

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注目すべきはFire HD 10との価格差でしょう。Fire HD 10よりも遥かに高いスペックを備えていながらも、Wifiモデルであればプラス一万円出せば買えてしまいます。

バッテリー駆動時間は残念ながら公表されていませんでしたが、動画再生で連続10時間が可能なら、通常仕様では最低でも15時間はもつのではないでしょうか。

私がこの2つのタブレット、どちらか一方を買うとすれば、迷わずMediaPad M3 Lite 10を選ぶでしょう。MediaPad M3 Lite 10には、その価格差を埋めるだけのスペックがあるのです。

初めてのタブレット選びで失敗したくない方や、コスパ最高のタブレットを望む方には「MediaPad M3 Lite 10」をおすすめします。

 

 

vs Dragon Touch X10 2017

海外でも人気の激安タブレット「Dragon Touch X10 2017」との比較。

価格でFire HD 10に渡り合える10インチタブレットはこいつくらいではないでしょうか。一万円台で買える10インチタブレットとして、販売当時から注目されていました。

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スペックで比較するとFire HD 10の方に軍配があがります。Dragon Touch X10 2017も必要充分なスペックは備えており、ストレスなく使用できそうですが、microSDが32GBまでしか対応していないのが少し残念です。

また、Dragon Touch X10 2017にはmicroHDMI端子がついているため、自宅のテレビに接続して大画面での動画再生も楽しむことができます。

値段こそFire HD 10の方が僅かに上ですが、どちらを選ぶべきかは悩みどころですね。

使い勝手の良いAndroidOSの「Dragon Touch X10 2017」か。

スペックは高いが、Amazonサービスに特化しているFireOSの「Fire HD 10」か。

使い道をよく考えて選ぶ必要がありそうです。

 

 

Windowsタブレットと比較

vs ASUS T101HA

Windowsタブレット「T101HA」との比較です。

WindowsタブレットとKindleタブレットでは使用目的も変わりますが、WindowsタブレットでもAmazonのサービスは使用することが可能で、なかでもASUSのT101HAは特にコスパが高く、動画サービスも快適に利用することができます。

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スペックの上ではそこまで差がありませんが、T101HAにはmicroHDMIポートとフルサイズUSBポートがあるため、インターフェイスの面でT101HAが有利です。

Windowsタブレットは動画再生よりも文章作成に向いているため、自宅のソファーなどで気軽に文章を書きたい人には「T101HA」の方が使い勝手は良いでしょう。

価格はFire HD 10の方が圧倒的に安いので、動画サービスやウェブブラウジングをメインで楽しむ方には「Fire HD 10」の方をおすすめします。

 

デュアルOSタブレットと比較

vs CHUWI HI10 PRO

 Androidアプリを使いたい、でもWindowsの機能も使いたい。そんなわがままを叶えるのがデュアルOSの中華タブレット「CHUWI HI10 PRO」です。

中華タブレットは日本の「技適」に通ってないことも多いのですが、このHI10 PROは技適も通っているので、安心して通信を行うことが出来ます。

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値段もスペックも、ほとんど差はないので、ここで注目すべきはやはりOSの違いでしょう。「CHUWI HI10 PRO」のAndroidとWindowsのデュアルOS、これは私のようなガジェットオタで珍しい物好きの人にとって、たまらなく魅力的な要素です。

やろうと思えば別のタブレットを自分でデュアルブートにすることもできるんですが、それが標準装備されているのが、なんというか…いいんです。(自分でもよくわからない)

時にはWindowsOSで文章作成、時にはAndroidOSでソーシャルゲーム、そんな使い方が出来るデュアルOSタブレット。

「みんなと一緒じゃ嫌だ、もっとマイナーで面白いタブレットがいい」そんな私と同類の方にはこの「CHUWI HI10 PRO」をおすすめします。

海外通販のGearbestなら現在セール中で18,246円で買えます。(セールは毎月のように行ってますが…)

CHUWI Hibook pro/Hi10 pro 専用キーボード

CHUWI Hibook pro/Hi10 pro 専用キーボード

 

 

まとめ:タブレット購入前に、まず何に使うか考える

ここまで紹介したように、Fire HD 10のコスパは非常に高く、同価格帯ではスペックで太刀打ちできるタブレットは存在しません。

ですが、FireOSは癖が強いため、使い方によっては不満を抱えてしまうことも少なくありません。

タブレットを購入する前にまず、自分がそのタブレットで何をしたいのか考え、その使用目的にあったタブレットを選ぶことが大切です。

タブレットを選ぶ際には是非、この記事を参考にしてみてください。